第七回 一心泣き相撲亀ヶ池場所開催 その② [泣き相撲]
本日は早朝より皐月十五日の月次祭を、御本殿に於いて厳粛のうちに斎行致しました。
亀ヶ池八幡大神様のご加護のもと、皇室の益々の弥栄、そして氏子をはじめ日本国民の安寧をご祈念申し上げました。
さて本日は、昨日に引き続き『第七回一心泣き相撲 亀ヶ池場所』の様子をご紹介致します。
こちらは「四股奉納」の様子です。四股はもともとは土中にいる悪鬼・邪気を封じ込める所作でしたが、泣き相撲ではまだ定着していない赤ちゃんの魂をその体にしっかりと定着させるための所作と伝えられています。この四股を神前に奉納し、健康に丈夫に育つよう祈願します。
そしてこちらが「泣き相撲」の様子です。土俵に上がり行司と大人力士が赤ちゃんを泣かせていきます。瑞々しく、そして若々しい生命力に溢れる赤ちゃんの泣き声は、古くより産土神を呼ぶと言われ、それによって邪気や病魔・魔物を退けるとされています。
今年もご参加頂いた皆様のおかげで大賑わいとなりました。泣き相撲に参加されたお子さん達が、一層神様の御加護を得られまして、ますます健やかにご成長されますようお祈り申し上げます。
また今回、AFP通信社より取材を受けました。AFPBB Newsにて動画が掲載されていますので、皆様どうぞご覧ください。更に、海を越えてフランスのテレビ番組内でも放送されるとのことです。フランスの皆様にも、日本の伝統を知っていただく良い機会となるでしょう。
次回の開催日が決定しましたらお知らせ致します。皆様のご応募心よりお待ちしております。
2017-05-15 16:45
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