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平成二十九年当麻(芹沢鎮座)三島神社例祭 [兼務神社のお祭]

強風が吹き荒れた昨晩でしたが、一夜明けた本日は大変穏やかなお天気になりました。亀ヶ池八幡宮には七五三詣のご家族様が大勢ご参拝くださいました。

さて、境内は七五三詣で賑やかでございましたが、当八幡宮宮司が兼務しております南区当麻鎮座の三島神社では例祭が執り行われました。

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亀ヶ池八幡宮禰宜を斎主に、無量光寺(むりょうこうじ)住職、総代、関係者など大勢の方々が参列し、厳粛に斎行されました。

社記によれば、この三島神社は鎌倉時代に時宗(じしゅう)を開いた一遍上人(いっぺんしょうにん)によって三嶋大権現を祀る折に建てられました。

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祭典では、神職が神事を執り行なった後、続いて無量光寺の住職により読経が行われます。これは神前読経(しんぜんどきょう)と言い、神仏混交時代の祭典の伝統が現在にも受け継がれているのです。

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また三島神社の例祭は別名ナマス祭とも呼ばれています。 大根を薄く削り酢と砂糖で味付けをした料理をナマスと呼び、直会の参加者に振舞われることがナマス祭の由来です。こうした料理を食べる箸は、祭礼当日に神社敷地内の細い篠竹を伐り出して作ります。戦前は料理等の諸準備は全て男性によって担われていましたが、今では女性も加わって行われています。

大神様の御加護のもと、三島神社の益々のご隆昌と氏子崇敬者様のご安泰を心よりご祈念申し上げます。本日は誠におめでとうございます。


言の葉日記

年間を通してのお祭り事やお宮での日々の一コマなどを掲載していきます。

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