玉串奉奠の作法 [豆知識]
本日は、玉串がある際の拝礼の作法についてのお話です。神社で行われる神事の作法の中に「玉串奉奠」というものがございます。
玉串というのは、榊(さかき)に紙垂(しで)を麻紐でつけたもので、神事や祭典では欠かせないものです。
神道では、玉串に真心を込めてお参り・拝礼をするのが正式な参拝の作法とされています。
榊は人の心や神様が宿りやすい神聖な植物とされているからなのです。
では玉串奉奠(たまぐしほうてん)の作法についてお話しします。
まず玉串は、左手は手のひらを上にして枝先を、右手は手の甲を上にして根元側を持ちます。
拝礼の作法は、まず一礼をします。次に玉串に真心を込めましたら、時計回りに回して、台の上にお供えします。
次に昨日のブログ記事でご紹介いたしました、二礼二拍手一礼をします。二度深くお辞儀し、二度拍手をし、もう一度お辞儀します。
以上が作法です。お正月、または普段ご神前で祈願をお受けになる際にはぜひ、この玉串奉奠の作法を思い出して実践してください。
神門・回廊の塗装作業
本日は朝からお天気に恵まれました。
さて、本日は職人さんの手により御神門や回廊の塗装作業が行われていましたのでご紹介いたします。
経年により木の小口に染み出た灰汁(あく)や染みに塗装を施していきます。
神門と回廊の組木や垂木の小口等を、職人さん達が丁寧に塗り直しました。
作業は二度塗り三度塗りと繰り返すことにより、美しい仕上がりになるとのことです。職人さんお疲れ様でした。
神社参拝作法 [豆知識]
本日は神社の参拝作法についてお話したいと思います。
神社にお参りをする際の正式な参拝作法は「二礼 二拍手 一礼」です。
まず、二回お辞儀をいたします
次に、手を合わせて、二度手を叩きます
次にもう一度お辞儀をいたします
この作法は御祈祷をお受けになる際、また地鎮祭などに参列された際に行う「玉串奉奠」でも同様ですので、覚えておかれると宜しいでしょう。神社にお参りされる際には、是非この作法を思い出して実践なさってください。
※中には古い言い伝えにより、別の作法を用いる神社もあります。
芝大神宮御一行様正式参拝 [正式参拝]
本日は芝大神宮より勝田宮司様始め27名の皆様が正式参拝をされました。
ご到着された御一行様は始めにご昇殿し、当八幡宮権禰宜が斎主となって正式参拝を執り行ないました。
粛々と神事は進められ、正式参拝の後には儀式殿へ会場を移し宮司の挨拶の後、皆様と暫し歓談となりました。
お帰りの前には神苑の見学もされておりました。本日もよく晴れた一日でしたので芝大神宮の皆様方も清々しい気持ちで見学して頂けたのではないでしょうか。
皆様本日は早朝よりお疲れ様でございました。
亀ヶ池八幡大神様のご加護のもと、芝大神宮ますますの御隆昌と御参拝頂きました皆様のご健勝ご安泰をお祈り申し上げます。
本日はようこそご参拝くださいました。
春の訪れ
本日は暖かな日差しが差込む早春らしい天候となりました。
午後は南風が吹き荒れましたが、春を感じる一日でした。
境内の昭和天皇御在位60年を記念して昭和60年4月29日に植えられたしだれ紅梅。
今年は例年より開花が遅くなっていましたが、徐々に咲き始めています。
春の訪れを感じますね。
トラック交通安全 [日々のお祭ごと]
本日は交通安全祈願祭がございましたのでご紹介致します。
今回は10トントラックの交通安全祈願です。運搬業務に使用されるとのことで、神様の御加護のもと行く先々でも事故や故障等なく無事に物を運び、この会社の益々の事業のご発展を祝詞にて奏上しご祈願致しました。
ゴールド神社前にて祓詞奏上後、お車のお祓いを致しました。
益々のご発展と皆様のご健康をお祈り致します。本日は誠におめでとうございます。
旧七草 [年中行事]
今朝方はほんの少し雪が降りました。寒さがもどってきたようです。
立春も過ぎ、暦の上では春を迎えましたが、まだまだ冬の寒さは続きそうです。
さて、本日2月22日は「旧七草」です。一月七日の七草は新暦の七草で、今日は旧暦での七草になります。
七草粥は、江戸時代頃から民衆に普及し始めたと言われています。それまでは貴族や公家の食べ物だったようです。古くは平安時代。当時の貴族たちは「米・粟・胡麻・小豆・きび・ひえ・みの」を混ぜたお粥を食べていたと言われています。今でいう「雑穀ごはん」や「五穀ごはん」と言ったものでしょうか。
それはさておき、七草と言えば、春の七草ですね。春の七草は「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」です。これらを刻んで、七日の朝、お粥に混ぜて食べると一年健康に過ごせると言われています。また、七草粥を食べるのは、年末・年始と忘年会やら新年会で食べたごちそうにより、荒れ気味の胃を癒すため、とも言われています。少し雑談となりましが、今夜のご飯は七種類の野菜を入れたお粥にしては如何でしょうか。
手水の作法 [豆知識]
本日もお天気に恵まれましたが、やはり朝晩の冷え込みは厳しく、手足悴む寒さですね。
本日は、神社に参拝する際には欠かせない、手水(てみず)の作法についてお話しします。
神社への正しい参拝には手水で自分を清めてから参道を進む必要がありますが、意外と正しい手水の作法はわからないものです。
手水はお参りする前に、自分で自分をお清めする禊(みそぎ)の意味があります。その作法は先ず、柄杓を右手で持って水をすくい、その水で左手を清めます。
次に左手に柄杓を持ち替え、右手をお清めします。
次はまた右手に柄杓を持ち替え、左手の手のひらに水を受け、手のひらの水で口を清めます。口を清める際には、柄杓を口に直接付けてはいけません。また、水は飲まないで下さい。
その次に左手を清めます。最後に、柄杓の柄を清めます。清めるには柄を下にして縦に持ち、水をすべて流し、柄杓をもとの位置にもどします。
以上が手水の作法となります。
境内を進む前に正しい作法の手水で体を清め、すがすがしくお参りしましょう。
稲荷社入魂の奉仕 [日々のお祭ごと]
ここ数日、相模原市はお天気に恵まれ、気持ちの良い日が続いております。
そのような中、昨日の二の午の日、出張祭典のご奉仕がありましたのでご紹介致します。
お稲荷様の入魂式の様子です。
こちらのご家庭では稲荷社を訳あって移動する必要が生じ、その移設にあたっては、古いお社をそのまま移動せず新たなお社を設けられました。そこで、まず旧来のお社の大前でこちらにお鎮まりのお稲荷様に、お引っ越しをご奉告し、また古いお社は解体撤去をされるとのことだったので、関連する工事が無事安全に進むようご祈願致しました。
そして、こちらの新しく立派に竣功したお社をお清めお祓いしたのち、大前にて稲荷大神様がこのお社に穏やかにお鎮まりいただき、今後もご家庭の繁栄を御守護いただくよう祈願致しました。
縁日にこのような立派なお社にお引っ越しをされたお稲荷様。これからもご家庭の発展をお見護り下さることでしょう。神様に見護りいただきながら、益々ご繁栄なさいますようご祈念申し上げます。