淡嶋神社のこと [境内の神様]
今朝は雨がしとしとと降りいくらか肌寒さを感じましたね。
さて、本日はお末社である淡嶋神社(あわしまじんじゃ)のご紹介をさせて頂きます。
こちらの淡嶋神社でお祀りしているのは、少名比古那命(すくなびこなのみこと)でございます。
少名比古那命は、大國主神と共に力を合わせ此の日本の国土を造り、人々だけでなく鳥獣に至るまで諸病を治す薬方を定められたと言われております。
御神徳としましては、万病治癒(婦人病治癒)・ 産後快復・厄難消除・水子慰霊となっております。
亀ヶ池八幡宮へご参拝の折には、こちらの淡嶋神社へもご参拝ください。
皆様のお参り、心よりお待ち申し上げます。
豊受社のこと [境内の神様]
本日も穏やかなお天気でした。
さて、本日はお末社である豊受社(とようけしゃ)のご紹介をさせて頂きます。
こちらの豊受社でお祀りしているのは、豊受大御神(とようけのおおみかみ)。
豊受大御神は御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、御饌つまり天照皇大神はじめ神々に奉る食物を司られております。
衣食住やひろく産業の守護神として崇められていることから、古くより当八幡宮のお末社にてお祀りしております。
御神徳としては、五穀豊穣・生業繁盛・家業繁栄となっておりますので、お参りの際は是非こちらのお末社へもご参拝くださいませ。
皆様のご参拝、心よりお待ち申し上げます。
三嶋神社のこと [境内の神様]
子安社のこと [境内の神様]
淡嶋神社のこと [境内の神様]
豊受社のこと [境内の神様]
鳥居の修繕 [境内の神様]
今日は午後から強い雨となりました。台風4号の影響でしょうか。すぐまた5号も日本列島へ接近すると見られていますから、しばらく大荒れの天気となりそうです。皆様もどうぞご注意下さい。
さて、本日はゴールド神社の修繕をお知らせします。
交通安全祈願のお社として亀ヶ池八幡宮ではゴールド神社の大前で車のお祓いを執り行っていますが、この度この神社の鳥居の足元を修繕しました。次の写真は今日雨の降る前に撮ったものです。
無事に修繕も終わり、綺麗になりました。職人さんの手際よさに関心です。
亀八七福神其の三 [境内の神様]
亀八七福神も今日で三回目です。
今日は福禄寿と恵比寿神についてお話します。
■福 禄 寿■
布袋尊・寿老人と同じく中国の神様です。
宋時代の中国に実在した道士であるとか、陰陽道で祀られる生死・森羅万象を司る泰山府君(たいざんふくん)であるなどと言われております。
背が低く(身の丈約90cmといわれています)長い頭に白い髭。巻物を結わき付けた杖を持ち、長寿の象徴である鶴を連れているお姿でありますが、その容姿から寿老人と同じ神様ではないかとも言われています。
子孫繁栄・富貴財福・健康長寿のご利益を授けて下さいます。
「えびすしん」と読みます。
七福神の中で唯一日本の神様であります。
というのは、恵比寿神はその別名を事代主神(ことしろぬしのかみ)といい、大国主命の息子でした。
大黒天がインドからもたらされ、大国主命と習合されたときに「それでは息子の神様も一緒に」という考え方から七福神の一柱に数えられたのではないかとされています。
その姿は、頭に風折烏帽子を被り、仮衣を着て、右手に釣竿左手に大きな鯛を抱えた姿という、ヱビスビールでお馴染みの姿をしております。
大漁満足・商売繁盛・福徳円満のご利益を授けて下さいます。
亀ヶ池八幡宮では、参拝者の皆様が「七福神」全てをご参拝戴くとともに、それぞれの神様に親しみを持って戴こうと、石宮の隣に神様の像を設えてございます。
この像は、全体的に丸く作られており、この像を撫でながらご参拝いただく故に「なでなで七福神」と呼んでおります。
それは、撫でながらお参りをしていただく事により、心も丸く柔和になり、より一層のご利益を戴かれますように、という宮司の考えによるものでございます。
どうぞ皆様ふるってお参り頂、御本人御尊家諸々福徳円満に恵まれますようお祈りを申し上げます。
亀八七福神其の二 [境内の神様]
このあと、後ろの茅の輪をおくぐりになられ、無病息災を祈願されました。
誠におめでとうございます。赤ちゃんのお健やかな御成長を御祈念申し上げます。
■布 袋 尊■
「ほていそん」と読みます。
中国に実在したお坊さんで、弥勒菩薩の化身であると言われております。
その姿は、破れた着物を着て大きなお腹を出し、団扇と大きな袋(堪忍袋と言われています)を携えた姿をしております。
富貴財福・家庭円満のご利益を授けて下さいます。
その柔和な笑顔と大きなお腹、大きな袋を持つ姿から福神とみなされ、七福神の一柱に数えられました。
■弁 財 天■
ただ単に「弁天様」と呼ばれたり「弁才天」と書かれることもますが、それは「才(ざい)」が「財」と同じ音として読めることから財福神として祀られる場合は「弁才天」ではなく「弁財天」と書かれることが多いようです。
弁財天は、大黒天や毘沙門天と同じく、インドのヒンドゥー教の神様で、神道では「市杵島媛命(いちきしまひめのみこと)」として祀られます。
兼務神社の大沼神社の御祭神も、この市杵島媛命=弁天様です。
そのお姿は、天女のような姿をし、琵琶を弾いた姿をしています。
金運上昇・芸事上達(趣味や習い事)学問のご利益のある、七福神唯一の女神様です。
■寿 老 人■
「じゅろうじん」と読みます。
もともとは、中国の道教の神様で南極星の化身であるとか、天に昇って仙人となった老子であるといわれていますが、人間の寿命を司る神様として七福神の一柱に数えられました。
そのお姿は、長い頭に白い髭。そして、巻物を結わき付けた杖(+扇や桃を持つときもある)を持ち、玄鹿(げんろく)と呼ばれる長寿の鹿を連れた姿で、延命長寿・病気平癒のご利益を授けて下さいます。
明日は、福禄寿と恵比寿神についてお話したいと思います。
亀八七福神其の一 [境内の神様]
今日から三日間、亀ヶ池八幡宮境内にてお祀りしている「亀八七福神」についてお話したいと思います。
七福神というのは、インド・中国・日本の神様から成り立っており、室町時代頃末期から信仰され始めました。
大黒天・毘沙門天・弁財天はインドの神様
寿老人・福禄寿・布袋尊は中国の神様
恵比寿神は日本の神様
となっております。
また、七福神をお参りすることを七福神巡りと言い、一社一寺に一柱それを七ヶ所お参りするというスタイルが一般的ですが、亀ヶ池八幡宮では一度に全ての神様にお参りができるように、と七福神全てを一箇所にお祀りしております。
さて、今日は大黒天と毘沙門天についてお話を致します。
■大 黒 天■
「だいこくてん」と読みます。
もともとは、インドのヒンドゥー教の神様ですが日本に於いて信仰され始めたときに「大黒」が大国主命の「大国」と音が同じ「だいこく」という事から七福神の一柱に数えられました。
頭に頭巾、右手に打ち出の小槌を持ち、大きな袋を担ぎ、米俵を踏みしめた姿をしており、衣食住・福徳円満のご利益を授けて下さいます。
■毘 沙 門 天■
「びしゃもんてん」と読みます。
大黒天と同じくインドの神様で、財宝の神様とされており、中国にわたった時に武神という性格が付与され、日本に入ってきたときに七福神の一柱として数えられました。
甲冑に身を包み、右手に三叉戟を握り、左手に宝塔を乗せた、天邪鬼を踏みつけた姿をしており、財宝守護・勝運のご利益を授けて下さいます。
また、毘沙門天に縁のある偉人といえば上杉謙信があげられますが、相模原市に伝わる「てるて姫伝説」に登場する小栗判官は、鞍馬の毘沙門天に子授け祈願をしたときに生まれたと言われております。
明日は、弁財天・布袋尊・寿老人についてお話したいと思います。
どうぞ、お楽しみに。