神社参拝作法 [豆知識]
明日から11月になり、七五三シーズンの到来です。既に多くのお子様、ご家族様が七五三詣りにいらっしゃっていますが、3日からの三連休は、当八幡宮境内もより一層賑わうことでしょう。
そこで本日は、神社の参拝作法についてお話したいと思います。
神社にお参りをする際の正式な参拝作法は「二礼 二拍手 一礼」です。
まず、二回お辞儀をいたします
次に、手を合わせて、二度手を叩きます
次にもう一度お辞儀をいたします
この作法は、御祈祷をお受けになられたり地鎮祭などに参列されたときに行う「玉串拝礼」でも同様ですので、覚えておかれると宜しいでしょう。
神社にお参りされる際には是非実践されてみてはいかがでしょうか。
※中には古い言い伝えにより別の作法を用いる神社もあります。
千歳飴のお話 [豆知識]
昨日の晴天も束の間、本日も雨模様の一日となりました。台風の影響もあり、しばらく雨模様が続くようです。季節の変わり目に加えて、雨による冷え込みもございますので、どうぞお体にはお気を付け下さい。
さて本日は、七五三のお祝いには欠かせない「千歳飴」についてお話をさせて頂きたいと思います。
千歳飴の「千歳」とは「千年」という意味があり、 「長寿」の願いを込めてお子様へ贈られます。
その歴史は江戸時代に遡り、江戸時代に七兵衛という飴屋さんが売り出したのが始まりとする説や、大阪の商人が「長い千歳飴を食べると長寿になる」と江戸に出て売り歩いたことに始まる説など様々あります。
いずれにしても現代とは異なり甘味が貴重であった時代でしたので、子ども達には嬉しい贈り物であったことは間違いないでしょう。
千歳飴は紅白のおめでたい色をしていますが、その飴を入れる袋も大変豪華で縁起のいいデザインとなっています。
「鶴」「亀」は、鶴は千年・亀は萬年という言葉から、祝い事や慶事などの象徴とされます。
また「松」「竹」「梅」には、おなじみ「松竹梅」の意味があります。古くは歳寒三友(さいかんのさんゆう)という中国の絵画の題材に使われる植物で「松も竹も、一年中青々として色褪せない」「梅は冬の寒い時期に花を咲かせる」というところから、生命力に溢れているとされ好まれました。
そして中央の2人の人物が手に持っている箒と熊手には「百(掃く)歳まで・九十九(く)歳まで」という意味と、箒で邪気を祓い、熊手で福を掻っ込むという、長寿と幸福を祈る意味もこめられている、といわれています。
お子様が無事に成長していく事は勿論のこと、幸せ一杯に育って欲しいという意味が、この千歳飴の袋にこめられています。
七五三のお祝い子さんだけでなく、お子様のお土産としても千歳飴を贈られては如何でしょう。
お彼岸の入り [豆知識]
本日の相模原は、昨日の暑さが嘘のように涼しく、過ごしやすい一日となりました。最近は日没も早くなり、朝晩には肌寒いと感じる日もあります。季節の変わり目ですので、急なお天気や気温の変化にお気を付け下さい。
さて、本日はお彼岸の入りです。境内では彼岸花が色鮮やかに咲いております。
お彼岸とは秋分の日を中日として、その前後3日を合わせた7日間を言い、その初日が彼岸入り、最後の日が彼岸明けとなります。
今では仏教の行事として定着しておりますが、もともとは神道の祖先祭祀の行事でした。中でも「お彼岸の中日」と呼ばれる「春分の日」「秋分の日」は「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」という、歴代天皇の御御霊をお祀り申し上げ慰める祭事を行なう日でした
しかし戦後になりますとスタイルが大きくかわり、民間で行われていた先祖供養と仏教の行事が合わさり、今のようなお彼岸となりました。
神道・仏教に関わらず、御霊舎・御仏壇を綺麗に掃除し、いろいろなお供え物をして、家族みんなでご先祖様を偲びたいものです。
神社参拝作法 [豆知識]
ここ数日は雨模様が続き、夏のお天道様はどこへ行ったのでしょう?
世間はお盆中ですが、本日も足下の悪い中お参りする方が大勢いらっしゃいました。
さて本日は、神社の参拝作法についてお話します。
神社にお参りをする際の正式な参拝作法は「二礼 二拍手 一礼」です。
まず、二回お辞儀をいたします
次に、手を合わせて、二度手を叩きます
次にもう一度お辞儀をいたします
以上が正式な神社参拝でございます。
この作法は、御祈祷をお受けになられたり地鎮祭などに参列されたときに行う「玉串奉奠」でも同様の作法でお参り戴きますので、覚えておかれると宜しいでしょう。
神社にお参りされる際には是非実践されてみてはいかがでしょうか。
※ 中には古い言い伝えにより別の作法を用いる神社もあります。
正しい作法にて神様へご挨拶を。皆様のご参拝心よりお待ちしております。
お盆入り [豆知識]
お盆といえば、お墓参りをしたり迎え火を焚いたりするなどしてご先祖様の御魂を迎え、家族がともにご先祖様を偲ぶという行事であります。
今ではほとんどのお家が仏教に属しており、お盆=仏教の行事というイメージがあるかと思いますが、もともとは神道の先祖祭でありました。
江戸時代になり、幕府によって制定された檀家制度により、神道の祖先祭は仏教と結びつき、今の形態が確立されたと言われております。
16日の送り火まで、皆様ご先祖様と一緒に一時の団欒を過ごされては如何でしょうか。
ご先祖様への感謝の念を日頃より大切にしたいものです。
神道家のお墓(奥津城・おくつき)
御朱印 [豆知識]
参拝記念のスタンプやスタンプラリーのそれとは主旨が異なり、神主が墨書した神社名・祭神名などの上に朱の印が押されてあり、一般的には蛇腹折りになった御朱印帳に記帳致します。御朱印帳は御祭神の名前や神社の印の記されたものですので、粗末になるような扱いはなさらず、神棚本棚などに大切に保管なさって下さい。
亀ヶ池八幡宮でもご年配の方が受けられる事が多かったのですが、ここ近年では若い方々の間でもブームとなっているようで、多くの方が御朱印を受けられるようになりました。
御朱印の押印はもちろん御朱印帳は当八幡宮にても頒布しておりますので、ご希望の方は受付までどうぞお求めくださいませ。
玉串奉奠の作法 [豆知識]
本日は、神拝作法(神前でのお参り作法)についてのお話です。
神社で行われる神事の作法の中に「玉串奉奠」というものがございます。
玉串というのは、榊(さかき)に紙垂(しで)を麻紐でつけたもので、神事や祭典では欠かせないものです。
神道では、玉串に真心を込めてお参り・拝礼をするのが正式な参拝の作法とされています。
なぜ、 榊を使うのかといいますと、榊は人の心や神様が移る神聖な植物とされているからなのです。
では玉串奉奠(たまぐしほうてん)の作法についてお話しします。
まず玉串は、左手は手のひらを上にして枝先を、右手は手の甲を上にして根元側を持ちます。
拝礼の作法は、まず一礼をします。次に玉串に真心を込めましたら、時計回りに回して、台の上にお供えします。
次に二礼二拍手一礼をします。二度深くお辞儀し、二度拍手をし、もう一度お辞儀します。
以上が作法です。お正月、または普段ご神前で祈願をお受けになる際にはぜひ、この玉串奉奠の作法を思い出して実践してください。
手水の作法 [豆知識]
昨晩は台風三号の影響により、ここ相模原も激しい雨に見舞われました。
その台風は本日お昼頃には温帯低気圧に変わったとのことで、台風一過の青空が清々しい一日となりました。
さて本日は手水(てみず)の作法についてお話しします。
神社への正しい参拝には手水で自分を清めてから参道を進む必要がありますが、意外と正しい手水の作法はわからないものです。
手水はお参りする前に、自分で自分をお清めする禊(みそぎ)の意味があります。その作法は先ず、柄杓を右手で持って水をすくい、その水で左手を清めます。
次に左手に柄杓を持ち替え、右手をお清めします。
次はまた右手に柄杓を持ち替え、左手の手のひらに水を受け、手のひらの水で口を清めます。口を清める際には、柄杓を口に直接付けてはいけません。また、水は飲まないで下さい。
その次に左手を清めます。最後に、柄杓の柄を清めます。清めるには柄を下にして縦に持ち、水をすべて流し、柄杓をもとの位置にもどします。
以上が手水の作法となります。
境内を進む前に正しい作法の手水で体を清め、すがすがしくお参りしましょう。
玉串奉奠の作法 [豆知識]
一日中雨が降ったり止んだりの肌寒い天気となりました上溝です。
さて、神社での祭典に欠かせない玉串(たまぐし)。
玉串は榊(さかき)に紙垂(しで)を麻紐でつけたもので、神道では玉串に真心を込めてお参り・拝礼をするのが正式な参拝の作法とされています。 これを玉串奉奠(たまぐしほうてん)と言います。
本日はその玉串奉奠の作法についてお話しします。
まず玉串は左手は手のひらを上にして枝先を、右手は手の甲を上にして根元側を持ち、参拝するご神前へ進みます。
そしてまず一礼をします。これは神様にこれから玉串をお供えさせていただきますという最初のご挨拶の一礼です。次に玉串に真心を込めましたら、時計回りに回して、枝の根元側を神様にむけて、台の上にお供えします。
次に二礼二拍手一礼をします。二度深くお辞儀し、二度拍手をし、もう一度深くお辞儀します。そしてまた、お供えさせていただきました、ありがとうございましたと軽く一礼をします。
以上が作法です。
ご神前で祈願をお受けになる際には是非、この玉串奉奠の作法を思い出して頂き実践してください。
手水作法 [豆知識]
本日は、神社にお参りする際にまずすべき作法である「お手水」についてお話したいと思います。
何処の神社においても手水をおこなう手水舎が設備されております。
中には水を湛えた水鉢が据え付けられ、柄杓が置かれています。神様にお参りをする前に手と口を漱ぐことで、心身の穢れを清めます。
作法は、右手で柄杓を取り、左手右手を洗った後、左手に少量の水を受けて口を漱ぎます。そして、
再び左手を清めたあと、柄杓を立てて柄を洗い清め、元の場所へと静かに柄杓を戻します。
自身を清められ清々しいお気持ちで参拝に臨んでください。