奥津城 [年中行事]
秋の空気が色濃くなり、夕方より秋雨の降る一日でした。窓を開けますと涼しい秋の風が吹き込み、過ごしやすさが感じられますね。
さて本日は神道式のお墓・奥津城(おくつき)について記載致します。
奥津城はいわゆる神道式のお墓のことです。仏教式が「○○家之墓」と書くのに対し、神道では「○○家奥津城」と刻み、また最上部が平らではなくとがった形をしているのが特徴です。
お彼岸については昨日ご紹介させて頂いた通り、祖先を敬い亡くなった人を偲ぶ日という意味で制定されています。
現在では春分・秋分の日にお墓参りをしたり、お仏壇に牡丹餅やおはぎをお供えするなどしてご先祖様の供養を行いますが、この先祖供養というのは仏教だけにとどまらず、神道に於いても非常に大切にされています。
神道では、人は亡くなるとその家の守護神になると考えております。 ですので、お彼岸には仏教と同じくお墓参りをし、御霊舎に特別なお供えをしたりして、家の守護神となった祖霊の御霊を慰めるのです。
ご先祖様がおられたからこそ、今の我々がいる。そのご恩を忘れず大切にしていく事が、ご先祖様の御霊を慰霊するにおいて重要な事なのです。
旧七草 [年中行事]
一昨日、昨日と暖かな日が続きましたが幾分、寒さがもどってきたようです。
立春も過ぎ、暦の上では春を迎えましたが、まだまだ冬の寒さは続きそうです。
さて、本日2月25日は「旧七草」です。一月七日の七草は新暦の七草で、今日は旧暦での七草になります。
七草粥は、江戸時代頃から民衆に普及し始めたと言われています。それまでは貴族や公家の食べ物だったようです。古くは平安時代。当時の貴族たちは「米・粟・胡麻・小豆・きび・ひえ・みの」を混ぜたお粥を食べていたと言われています。今でいう「雑穀ごはん」や「五穀ごはん」と言ったものでしょうか。
それはさておき、七草と言えば、春の七草ですね。春の七草は「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」です。これらを刻んで、七日の朝、お粥に混ぜて食べると一年健康に過ごせると言われています。また、七草粥を食べるのは、年末・年始と忘年会やら新年会で食べたごちそうにより、荒れ気味の胃を癒すため、とも言われています。少し雑談となりましが、今夜のご飯は七種類の野菜を入れたお粥にしては如何でしょうか。
秋分の日 [年中行事]
本日も清々しい秋晴れです。
青空が気持ち良いですね
さて本日は秋分の日、お彼岸の中日です。お彼岸というのはもともとは仏教用語で「死者が迷いの世界から安楽の世界へ至る事が出来る」と考えられました。
そこで、人々は春分・秋分の日の前後3日間を先祖の霊が安楽の世界へ至る事ができるようにと供養する期間としたのです。
現在ではその中日にあたる春分・秋分の日にお墓参りをしたり、お仏壇に牡丹餅やおはぎをお供えするなどして、供養をします。
この先祖供養、というのは仏教だけにとどまらず、神道に於いても非常に大切にされます。
神道では、人は亡くなるとその家の守護神になると考えております。
ですので、このお彼岸の中日には仏教と同じくお墓参りをし、御霊舎に特別なお供えをしたりして、家の守護神となった祖霊の御霊を慰めるのです。
歳越大祓ご案内 [年中行事]
歳越大祓式のご案内をいたします。
大祓式は、半年に一度、それまでの半年間の罪穢(つみけがれ)を落とし、これからの半年間を無事に清らかに生活できるように祈る神事です。
夏越の大祓は7月の一日に行い1月から6月までのお祓い、そして今日ご案内する歳越の大祓は12月中承っており、7月から12月の罪穢を落とし、新年を清々しくお迎えしようという意義があります。
人形は「ひとかた」と読みます。神道は罪穢(つみけがれ)を嫌い、事あるごとに清祓いをして、清浄であることを保ってきました。人形に、自分に付いた罪穢を移し、その人形を水に流すことによって、自身の罪穢を祓うことができると信じられています。
人形に各自、姓名と生年月日を記入し、その人形で身体を撫でて、身体の穢れを移し、次に息を吹きかけ、身体の中の穢れを移して、神社にお納め下さい。
社務所にて承っておりますので、お気軽にお声がけ下さい。
お彼岸 [年中行事]
本日からお彼岸入りです。
暖かな日が続いているとはいえまだ風が冷たく感じられます。
しかし暑さ寒さも彼岸までと言いますので、これから日、一日と暖かくなっていくことでしょう。
さて、お彼岸というのはもともとは仏教用語で「死者が迷いの世界から安楽の世界へ至る事が出来る」と考えられました。
そこで、人々は春分・秋分の日の前後3日間を先祖の霊が安楽の世界へ至る事ができるようにと供養する期間としたのです。
神道家のお墓(奥津城・おくつき)
現在ではその中日にあたる春分・秋分の日にお墓参りをしたり、お仏壇に牡丹餅やおはぎをお供えするなどして、供養をします。
この先祖供養、というのは仏教だけにとどまらず、神道に於いても非常に大切にされます。
神道では、人は亡くなるとその家の守護神になると考えられてております。
ですので、お彼岸の中日には仏教と同じくお墓参りをし、御霊舎に特別なお供えをしたりして、家の守護神となった祖霊の御霊を慰めるのです。
祈年祭(としごいのまつり) [年中行事]
本日は亀ヶ池八幡宮儀式殿に於いて、平成二十五年の祈年祭が宮司以下祭員により斎行されました。 祈年祭とは、天皇陛下のいらっしゃる皇居に於いても斎行される、秋の実りの豊作を祈る神事であり、11月に行われ豊作に対する感謝をするための新嘗祭と対を為す神事です。
祈年祭の「祈年」は「としごい」と読み穀物、特に稲の豊作を祈念するという意味があります。
天皇陛下御自らも斎主として神事を斎行される、神道で特に重要な神事なのです。
歳越大祓ご案内 [年中行事]
歳越大祓式のご案内をいたします。
大祓式は、半年に一度、それまでの半年間の罪穢(つみけがれ)を落とし、これからの半年間を無事に清らかに生活できるように祈る神事です。
夏越の大祓は7月の一日に行い1月から6月までのお祓い、そして今日ご案内する歳越の大祓は12月中承っており、7月から12月の罪穢を落とし、新年を清々しくお迎えしようという意義があります。
人形は「ひとかた」と読みます。神道は罪穢(つみけがれ)を嫌い、事あるごとに清祓いをして、清浄であることを保ってきました。人形に、自分に付いた罪穢を移し、その人形を水に流すことによって、自身の罪穢を祓うことができると信じられています。
人形に各自、姓名と生年月日を記入し、その人形で身体を撫でて、身体の穢れを移し、次に息を吹きかけ、身体の中の穢れを移して、神社にお納め下さい。
社務所にて承っておりますので、お気軽にお声がけ下さい。
お盆について [年中行事]
昨日と打って変わって、相模原は快晴となりました。午後からは曇り模様となりましたがちょうど日差しを遮り、少し暑さも和らいだように感じます。
境内では刈り込みを行い、駐車場の入口や鳥居周り、手水舎周辺など各所を整備しました。
さて本日はお盆のお話を致します。お盆は日本古来からの信仰である祖先信仰と仏教の盂蘭盆が結びついて現在の様式となったと言われる、ご先祖様をお祀りする行事です。
お盆といえば8月という印象が強いかもしれません。しかしもともと旧暦の7月15日に行なっており、新暦となった以後も7月15日に行う地域が一部にはあります。東京などはこの地域が多いため、東京盆などということもあります。現在多くの地域ではひと月遅れの8月15日前後であり、この日付は旧暦の7月15日にあたる日でもないのですが、一般化しています。多くの会社ではお盆休みを設けていますね。学生の夏休みとも重なるため、現代社会においては、家族全員でご先祖様を迎えるには良いのかもしれません。
ご先祖様のお迎えの仕方については、またいずれお話ししたいと思います。
お彼岸 [年中行事]
生憎の雨模様で非常に寒いお彼岸の入りとなりました。
しかし、暑さ寒さも彼岸までと言いますので、これからは日、一日と暖かくなっていくことでしょう。
さて、お彼岸というのはもともとは仏教用語で「死者が迷いの世界から安楽の世界へ至る事が出来る」と考えられました。
そこで、人々は春分・秋分の日の前後3日間を先祖の霊が安楽の世界へ至る事ができるようにと供養する期間としたのです。
神道家のお墓(奥津城・おくつき)
現在ではその中日にあたる春分・秋分の日にお墓参りをしたり、お仏壇に牡丹餅やおはぎをお供えするなどして、供養をします。
この先祖供養、というのは仏教だけにとどまらず、神道に於いても非常に大切にされます。
神道では、人は亡くなるとその家の守護神になると考えております。
ですので、このお彼岸の中日には仏教と同じくお墓参りをし、御霊舎に特別なお供えをしたりして、家の守護神となった祖霊の御霊を慰めるのです。
節分祭 [年中行事]
本日は午後三時より節分祭が行なわれました。
去年は雪がちらつく天気でしたが、今年は快晴の下での節分祭となりました。
開始前より多くの方の姿が
定刻になりますと、亀ヶ池八幡宮ご本殿にて神事が行なわれました。
清水総代長のご挨拶より
多くの方がご参列されました
大麻と御鈴でのお祓いお清め
そして、いよいよ鬼が登場「追儺(ついな)の儀」です。
神職の発する「オー!」の声とともに大太鼓・小太鼓・叩かれ棒が叩かれ
その大きな音で鬼を追い払います
鬼は、お宮の中を所狭しと逃げ惑います
ドンドン人が増えていきます
鬼も豆まきを心待ちにしております
プロ歌手の志田紫岳さんもいらっしました
いざ豆が撒かれますと、皆さん元気よく手を伸ばし豆の争奪戦がはじまります
それはもう凄い熱気に包まれます
交換所前には長蛇の列が
良かったですね!
こちらは恵方巻き屋さん
歳神様のいらっしゃる恵方に向かって、太巻きを無言で食べると福を授かると言います。
歳神様の恵みを一心に戴く為に無言で食べる、とか、太巻きは鬼の金棒であり、それを無言で食べきる事によって、鬼の金棒を食いつくし、邪鬼を退散させる事ができると言われております。