神社参拝作法 [豆知識]
立春を迎え日中は柔らかな陽気が降り注ぐようになり、参拝者様もゆったりと境内を巡られお参りをされている様子が見られます。しかし今週末からまた寒い日が来るようです。皆様お参りの際は十分に温かな格好でお参りくださいませ。
さて本日は、神社の参拝作法についてお話します。
神社にお参りをする際の正式な参拝作法は「二礼 二拍手 一礼」です。
まず、二回お辞儀をいたします
次に、手を合わせて、二度手を叩きます
次にもう一度お辞儀をいたします
以上が正式な神社参拝でございます。
この作法は、御祈祷をお受けになられたり地鎮祭などに参列されたときに行う「玉串奉奠」でも同様の作法でお参り戴きますので、覚えておかれると宜しいでしょう。
神社にお参りされる際には是非実践されてみてはいかがでしょうか。
※ 中には古い言い伝えにより別の作法を用いる神社もあります。
正しい作法にて神様へご挨拶を。皆様のご参拝心よりお待ちしております。
ご朱印 [豆知識]
さて、本日は御朱印についてのお話です。
御朱印というのは、神社や寺院にて押印される印章の事です。
参拝記念のスタンプやスタンプラリーのそれとは主旨が異なり、神主が墨書した神社名・祭神名などの上に朱の印が押されてあり、一般的には蛇腹折りになった御朱印帳に記帳致します。御朱印帳は御祭神の名前や神社の印の記されたものですので、粗末になるような扱いはなさらず、神棚本棚などに大切に保管なさって下さい。
亀ヶ池八幡宮でもご年配の方が受けられる事が多かったのですが、ここ近年では若い方々の間でもブームとなっているようで、多くの方が御朱印を受けられるようになりました。
御朱印の押印はもちろん御朱印帳は当八幡宮にても頒布しておりますので、ご希望の方は受付までどうぞお求めくださいませ。
師走朔日 [豆知識]
本日より12月・師走でございます。
師走の語源は諸説ありますが、師匠の僧がお経をあげる為に、東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」から来たという説や、年が果てる意味の「年果つ(としはつ)」が変化した説等様々あります。
今年も残るところひと月となりました。
冬も本格的に到来する時期でもありますので、体調管理には重々気を付けたいですね。
早朝より亀ヶ池八幡宮御社殿にて、平成28年12月1日の月次祭を斎行し、亀ヶ池八幡大神様に皇室の益々の弥栄、氏子をはじめ日本国民の安寧をご祈念申し上げました。
来年を気持ちよく迎えるために、残されたひと月を有意義に過ごせるようにしましょう。
千歳飴のお話 [豆知識]
10月も終盤となり来月は11月、七五三のシーズンとなります。そこで本日は、七五三のお祝いには欠かせない「千歳飴」についてお話したいと思います。
亀ヶ池八幡宮でお渡ししている千歳飴
千歳飴は、縁起の良い紅白の色の「長寿」の願いをこめた細長い飴です。江戸時代に七兵衛という飴屋さんが売り出したのが始まりといわれております。
飴自体、紅白のおめでたい色をしていますが、その飴を入れる袋も大変豪華でめでたいデザインとなっています。
千歳飴袋
千歳飴の袋には、一体どんなものが描かれているのでしょうか。
一緒に見てみましょう。
こちらが、少し拡大した写真です。
上から「熨斗」「鶴」「松」「梅」「高砂」「竹(笹)」「亀」が描かれているのです。
「熨斗」は、のしあわび。結婚式の結納などおめでたい席にて登場します。ご祝儀袋の右上にも描かれています。
「鶴」「亀」は、鶴は千年・亀は萬年という言葉から、祝い事や慶事などの象徴とされます。
「松」「竹」「梅」は、おなじみ「松竹梅」の意味があります。古くは歳寒三友(さいかんのさんゆう)という中国の絵画の題材に使われる植物で「松も竹も、一年中青々として色褪せない」「梅は冬の寒い時期に花を咲かせる」というところから、生命力に溢れているとされ好まれました。
「高砂」というのは、真ん中に描かれた白髪のお爺さん・お婆さんのことで、共白髪とも言います。
これはお互いに白髪になるまで長生きしようという長寿の意味があります。
また、手に持っている箒と熊手には「百(掃く)歳まで・九十九(く)歳まで」という意味と、箒で邪気を祓い、熊手で福を掻っ込むという、長寿と幸福を祈る意味もこめられている、といわれています。
自分の子供が無事に成長していく事は勿論のこと、幸せ一杯に育って欲しいという意味が、この千歳飴の袋にはこめられていることで御座いましょう。
七五三のお祝い子さんだけでなく、お子様のお土産などに、千歳飴を贈られては如何でしょうか。
結納の品 [豆知識]
本日は朝方より強い雨に見舞われた相模原です。午後は日差しも差し込みメリハリある一日となりました。
さて本日は結納の品についてお話します。
上記写真は以前当宮で挙式された際のものです。いちょうの黄色が鮮やかな季節でした。
古くからある日本のしきたり結納の儀。簡単に言えば婚約を両家の間で執り行うものです。結納式などとも呼ばれ、現代では両家のお食事会などで執り済ましたり、結婚式場のオプションやプラントに儀式が含まれていることもあるそうです。
古くからのしきたりどおり、取り交わした結納品ですが、取り扱いについてご質問を受けることもあり、皆様その扱いについてわからないことがあるようですので、このブログでお書き致します。
基本的には両家の絆の品ですので、しっかり保管するものです。食べ物は召し上がりましょう。ゆくゆくは銀婚式、金婚式等の節目に飾るなどするとよろしいかと思いますし、正月のたびに飾るのも良いです。
年月の経過あるいは諸事情で不要になりましたら社寺などでお清めして処分することとなります。 亀ヶ池八幡宮でも承っておりますので、お電話でお問い合わせ下さい。
神社参拝作法 [豆知識]
神社にお参りをする際の正式な参拝作法は「二礼 二拍手 一礼」です。
まず、二回お辞儀をいたします
次に、手を合わせて、二度手を叩きます
次にもう一度お辞儀をいたします
以上が正式な神社参拝でございます。
この作法は、御祈祷をお受けになられたり地鎮祭などに参列されたときに行う「玉串奉奠」でも同様の作法でお参り戴きますので、覚えておかれると宜しいでしょう。
※中には古い言い伝えにより別の作法を用いる神社もあります。
皆様のご参拝、心よりお待ち申し上げます。
お盆入り [豆知識]
お盆といえば、お墓参りをしたり迎え火を焚いたりするなどしてご先祖様の御魂を迎え、家族がともにご先祖様を偲ぶという行事であります。
今ではほとんどのお家が仏教に属しており、お盆=仏教の行事というイメージがあるかと思いますが、もともとは神道の先祖祭でありました。
江戸時代になり、幕府によって制定された檀家制度により、神道の祖先祭は仏教と結びつき、今の形態が確立されたと言われております。
16日の送り火まで、皆様ご先祖様と一緒に一時の団欒を過ごされては如何でしょうか。
ご先祖様への感謝の念を日頃より大切にしたいものです。
神道家のお墓(奥津城・おくつき)
お手水 [豆知識]
中には水を湛えた水鉢が据え付けられ、柄杓が置かれています。神様にお参りをする前に手と口を漱ぐことで、心身の穢れを清めます。
作法は、右手で柄杓を取り、左手右手を洗った後、左手に少量の水を受けて口を漱ぎます。そして、
再び左手を清めたあと、柄杓を立てて柄を洗い清め、元の場所へと静かに柄杓を戻します。
玉串奉奠の作法 [豆知識]
昨日の雨模様から一転、本日は30度近くまで気温が上がる蒸し暑い一日となりました。しかしお天気がよろしい日曜日という事で、多くの参拝者様にお参り頂きました。
さて、神社での祭典に欠かせない玉串(たまぐし)。本日も御神前にてご祈祷を受けられた方は、この玉串を御神前へお供えされました。
玉串は榊(さかき)に紙垂(しで)を麻紐でつけたもので、神道では玉串に真心を込めてお参り・拝礼をするのが正式な参拝の作法とされています。 これを玉串奉奠(たまぐしほうてん)と言います。
本日はその玉串奉奠の作法についてお話しします。
まず玉串は左手は手のひらを上にして枝先を、右手は手の甲を上にして根元側を持ち、参拝するご神前へ進みます。
そしてまず一礼をします。これは神様にこれから玉串をお供えさせていただきますという最初のご挨拶の一礼です。次に玉串に真心を込めましたら、時計回りに回して、枝の根元側を神様にむけて、台の上にお供えします。
次に二礼二拍手一礼をします。二度深くお辞儀し、二度拍手をし、もう一度深くお辞儀します。そしてまた、お供えさせていただきました、ありがとうございましたと軽く一礼をします。
以上が作法です。
ご神前で祈願をお受けになる際には是非、この玉串奉奠の作法を思い出して頂き実践してください。
神社参拝作法 [豆知識]
さて本日は、神社の参拝作法についてお話します。これから神社へお参りに行かれる際には是非ご活用ください。
神社にお参りをする際の正式な参拝作法は「二礼 二拍手 一礼」です。
まず、二回お辞儀をいたします
次に、手を合わせて、二度手を叩きます
次にもう一度お辞儀をいたします
以上が正式な神社参拝でございます。
この作法は、御祈祷をお受けになられたり地鎮祭などに参列されたときに行う「玉串奉奠」でも同様の作法でお参り戴きますので、覚えておかれると宜しいでしょう。
※中には古い言い伝えにより別の作法を用いる神社もあります。