神奈川県神社庁相模原支部祭式研修会
本日はここ亀ヶ池八幡宮に於いて、神奈川県神社庁相模原支部の祭式研修会が開催されました。
この研修会は祭祀の基礎となる祭式作法の向上を目的に定期的に開催されています。本日は神奈川県神社庁祭式講師の小野和伸先生を講師に迎え、支部管内の各神社から多数の神職が参加しました。
受付を済ませた参加者はまず御神殿へと昇殿し、正式参拝を行いました。
正式参拝の後、儀式殿へと会場を移し、開講式を以て研修が始まりました。
午前中は、祭式作法の研修です。神職の重要な務めである祭祀において、祭式作法は決して疎かにはできないことです。坐り方、立ち方、歩き方などの基本動作を中心に、一つ一つの所作を改めて確認しました。
午後からは衣紋(えもん)の研修を行いました。装束を正しく着るための技術だけでなく、その心構えも学びます。
今回は大きなお祭りの時などに着用する正服(神職の正装)である衣冠(いかん)の着装について、講習と実技を交えながらの研修となりました。
祭式作法、衣紋ともに実務に即した研修内容で、参加された神職の皆さんもとても熱心に臨んでいました。
本日の研修を機に、改めて日々の所作や姿勢を顧み、今後ともより一層精進してまいりたいと思います。
2017-10-04 10:31