立春 [二十四節気]
穏やかな天気となりました相模原です。昨日の興奮に包まれた節分祭と打って変わって静かな一日となりました。
本日は立春です。暦の上では春になり、この日以降に吹く強い南風は春一番と呼ばれます。以下に今日の境内の様子を写真にてお伝え致します。
こちらは境内の枝垂れ紅梅です。だんだんとふくらんだつぼみが増えてきました。昨年の今頃は一輪二輪と咲いていたように記憶していますが、今年はまだもう少しです。
先日もお伝えした、庭園から見える白梅は無数の花が咲いています。
こちらは12月から七福神の境内に咲いている寒桜です。2月に入りましても頑張っています。
御神苑の鹿児島梅は一輪二輪と咲き始めました。この調子で春を呼んで欲しいものです。
冬至 [二十四節気]
今日は冬至です。かぼちゃを食べ、ゆず湯に入る習慣となっております。一年のうちで日照時間が短い日ですが、昔の人たちは日照時間が短い=夜(闇)の時間が長いということや農作物があまり収穫できない事から、一年のうちでもっとも生命力が衰え弱まる日と考えました。
冬至の貴重な朝日。
そこで、長期保存が可能な上、太陽の恵みをたっぷり含んだかぼちゃを食べることにより、体内に太陽のパワーを戴き生命力を活発化させて冬を乗り切ろうとしたのです。黄色くホクホクとしたかぼちゃはそれだけでも、太陽の恵み・パワーがたっぷりで、衰えた生命力を復活させるにはもってこいですね。また、ビタミンAtやカロチンが豊富な緑黄色野菜ですので「冬至にかぼちゃを食べると風をひかない」とか「中風・通風に罹らない」と言われているのも、単なる迷信ではないでしょう。
また、ゆず湯に入るというのは「冬至」と「湯治」を掛けており、ゆずには血行促進や体温上昇、殺菌効果などがあるため、かぼちゃと同じように「冬至にゆず湯に入ると風をひかない」と言われているのもわかりますね。
また、本日はご祈祷受付のカウンタートップを真新しいガラスにいたしました。生まれ変わった受付にて清々しいお気持ちでご祈祷をお申込み下さい。
大寒 [二十四節気]
本日は二十四節気のうちの一つ「大寒(だいかん)」です。 大寒とは寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季を表します。
その大寒を迎えた本日ですが、空は青く澄み渡り、境内には朝の静謐な空気が満ち満ちていました。
御神木である夫婦銀杏の鮮やかな黄色が青空に映え、見事な色合いを見せてくれています。
足元に目を移せば、黄色の絨毯が境内に色を添えていました。
小寒から大寒・大寒から立春までの期間は「寒のうち」と呼ばれていますので、これからも寒い日が続きます。
どうぞ皆様、お風邪など召されぬようお気を付け下さい。
処暑の空 [二十四節気]
7月末より曇り空や雨の日が続いていましたが、お盆が明けた頃より気温が一気に上がり、本日も大変暑い一日となりました。ようやく夏らしさが戻ってきたように感じます。
本日8月23日は二十四節気の一つ「処暑」です。「処暑」は立秋から数えて15日頃にあたり、暑さが和らぐという意味があります。また萩の花が咲き、穀物が実り始める頃でもあり、秋らしさが段々と濃くなってくるともされていますが、まだまだ暑さ厳しい日が続きそうです。
抜けるような鮮やかな青空が夏を思わせます。
うだるような暑さの中でも、境内の木々は力強く生い茂っています。
こちらは御神苑の様子です。9月17日の例祭に向け、職員が木々の剪定をしています。
御神池の鯉たちにとっても、暑さ厳しい夏日です。処暑を迎えたとはいえ、秋の到来はもう少し先となりそうですね。
立秋・曇天 [二十四節気]
本日は「立秋」です。暦の上ではもう秋となりましたが、境内は曇り空というものの、夏真っ盛りといった感じの蒸し暑さです。
高校野球が甲子園で開幕を迎えるのも、この立秋の頃ですが、今年も高校球児たちのアツい夏になることでしょう。
ガンバレ!
今日は夕方以降台風5号の影響で大荒れの天気となるようです。本日は亀八招福稲荷前で、境内整備の職人さんが作業を進めておりましたが、雨が降る前にと大忙しでした。
皆様、台風に充分ご注意下さい。
芒種 [二十四節気]
今日は境内を歩いていると小さなカマキリを見つけました。
本日は二十四節気の一つ芒種(ぼうしゅ)です。
芒種とは稲や麦などの穂が出る植物の種を蒔く意味で、だんだんと梅雨に近づいてゆく季節です。この頃から徐々に梅は黄色づいていき、カマキリも孵化し始めるとされています。
まさにこの言葉通りで、カマキリも見かけましたし、梅の仲間のモモも徐々に色づきそうな気配です。芒種の日から稲の苗が作られ、そして田植えへとつながっていきます。今年も豊作でありますよう毎日神様にお願いすることになります。
清明 [二十四節気]
本日はぽかぽか陽気の穏やかな一日となりましたね。
さて、本日は二十四節気のうちの一つ「清明」です。
清明とは天地万物に生命力がみなぎり、清く明るくなるという意味があります。亀ヶ池八幡宮境内を賑わせている草木や花々も春の陽気に誘われて、すくすくと成長しております。
忠魂碑前の桜は、何分咲でしょうか。まだまだ目を楽しませ和ませてくれそうです。
どうぞお参りがてらご覧下さい。
啓蟄 [二十四節気]
本日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」です。 啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味があり、地面の中にいる虫や蛇・蛙などが地上に出てきて、いよいよ春が近づいてきていると感じはじめる時期であります。
また、啓蟄を迎えた頃に行われる恒例行事に「菰(こも)はずし 」というものがあります。
マツカレハなどの害虫から守るために、松の幹に藁(わら)でできた菰(こも)を樹に巻きつける、冬の風物詩が「菰巻き」と呼ばれております。そしてその菰を春先になりますと外すのですが、それが「菰はずし」でございます。
春の訪れに虫や動物たちが目覚めはじめ、いよいよ暖かな春の到来となってまいります。
立春 [二十四節気]
本日は二十四節気の「立春」でございます。
冬至と春分の真ん中にあたるのが立春で、まだまだ寒い気候ではありますが、暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春になります。
境内の様子を見ましても、早いものでもう春の気配が近付いております。
御神苑では、白梅や紅梅が可愛らしい花を咲かせておりました。
「梅の花 今盛りなり 百鳥(ももとり)の 声の恋しき 春来るらし」(万葉集・五巻より) という和歌にもみられるように、古来から梅は数々の歌にも詠まれ、春の到来を待ちわびる歌人に愛されてきました。
大寒 [二十四節気]
一段と寒さが深まった本日は、二十四節気のうちの一つ「大寒(だいかん)」です。
大寒は寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季を表します。
大寒を迎えた本日は、お空もどことなく寒々しく感じられ、殊更寒さが身に染みるように感じられました。
天気予報を見ましても、今晩はみぞれから明日にかけて雪が降ると出ております。昨年は11月に今年度初の積雪となりましたが、明日もまた積もるでしょうか? いずれにせよグッと冷え込む早朝は路面が凍結する恐れもありますので注意が必要です。
小寒から大寒・大寒から立春までの期間は「寒のうち」と呼ばれていますので、これからも寒い日が続きます。
どうぞ皆様お風邪など召されぬようお気を付け下さい。