お彼岸の入り [豆知識]
本日の相模原は、昨日の暑さが嘘のように涼しく、過ごしやすい一日となりました。最近は日没も早くなり、朝晩には肌寒いと感じる日もあります。季節の変わり目ですので、急なお天気や気温の変化にお気を付け下さい。
さて、本日はお彼岸の入りです。境内では彼岸花が色鮮やかに咲いております。
お彼岸とは秋分の日を中日として、その前後3日を合わせた7日間を言い、その初日が彼岸入り、最後の日が彼岸明けとなります。
今では仏教の行事として定着しておりますが、もともとは神道の祖先祭祀の行事でした。中でも「お彼岸の中日」と呼ばれる「春分の日」「秋分の日」は「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」という、歴代天皇の御御霊をお祀り申し上げ慰める祭事を行なう日でした
しかし戦後になりますとスタイルが大きくかわり、民間で行われていた先祖供養と仏教の行事が合わさり、今のようなお彼岸となりました。
神道・仏教に関わらず、御霊舎・御仏壇を綺麗に掃除し、いろいろなお供え物をして、家族みんなでご先祖様を偲びたいものです。
賑々しく [日々のお祭ごと]
本日は大変お天気が良く、秋晴れの一日となりました。お彼岸前の大安吉日ということで、境内は初宮参りや七五三のご祈祷をされる方で賑わいました。
こちらは初宮参りの皆様です。
こちらは七五三のお参りに見えたご家族様です。
お写真を通しても、皆様の晴れやかな様子や賑々しさが伝わります。
お子様が健やかにご成長されますよう、またご家族様の皆様に於かれましては益々のご健勝をお祈り申し上げます。
亀ヶ池八幡宮平成29年例大祭 其の弐 [例大祭]
直会とは例祭のような厳粛に斎行されるお祭のあとの緊張をほぐし、神様のお下がりを参列の皆様と召し上がり、ご加護を得る意義があります。例大祭では参集殿の大広間を直会会場として行われました。
直会においては、先ず神宮遙拝、国歌斉唱、敬神生活の綱領唱和、宮司・総代長、ご来賓の方々のご挨拶、そして長年宮世話人としてご奉仕いただいた方への感謝状贈呈や参列の皆様でのご歓談といった具合で進行します。
今年もまた賑々しい雰囲気の中での直会となりお開きとなりました。
本年の例大祭も、多くのご参列を頂き滞りなく執り納めることが出来ました。
ご参列の皆様、並びに氏子崇敬者様が八幡大神のご加護の元、日々お健やかで有りますようお祈り申し上げます。
亀ヶ池八幡宮例大祭其の壱 [例大祭]
本日は平成二十九年亀ヶ池八幡宮例大祭が厳粛のうちに斎行されました。
台風18号の影響で雨天での斎行となりましたが、お足元の悪い中にも関わらず、大勢の皆様にご参拝いただき誠に有り難う御座いました。
また、総代世話人の皆様には、受付開始前より準備等ご助力いただき有難う御座いました。
雨は一向に止む気配がないものの、予定通り、午前10時より祭典が斎行されました。
手水を終え、宮司祭員並びに献幣使、随員が祓所へと参進します。
祓所での修祓の様子です。
拝殿では参拝者の皆様にもお祓いをお受けいただきました。
修祓の後、宮司祭員並びに献幣使、随員が幣殿へと参進し、愈々式典が斎行されます。
明日は式典の様子をご紹介したいと思います。
例大祭前日 [例大祭]
亀ヶ池八幡宮平成29年例大祭が愈々明日となりました。例大祭はお宮で最も重要な祭儀であり、当日は神奈川県神社庁より献幣使が参向し、 厳粛な雰囲気の中で祭典が斎行されます。
台風による大雨が懸念されるため、午後から開催を予定しておりました奉納剣道、神代神楽、お囃子奉納、演芸舞踊は残念ながら中止となりましたが、神事(式典)は予定通り斎行致します。
例大祭に向けて連日進めて参りました諸準備も、本日が仕上げとなります。
雨を避け、回廊に手水所と祓所が設置されました。
こちらでは職員が装束の最終点検を行っております。
また、式典後に行われる直会の会場も、このように準備万端となっております。
ご神前に奉納品が並べられ、拝殿の舗設も完了し、例大祭を迎える準備が整いました。
式典は明日午前10時からとなります。
宮司以下、我々職員一同、大神様の御心に叶うよう真心込めて、明日の例大祭をご奉仕したいと思います。
皆様のご参拝を心よりお待ちしております。
長月十五日の月次祭 [日々のお祭ごと]
本日は早朝より亀ヶ池八幡宮神前にて、平成29年9月15日の月次祭を斎行し、亀ヶ池八幡大神様に皇室の益々の弥栄、氏子をはじめ日本国民の安寧をご祈念申し上げました。
月次祭というのは、月の最初と半ばに行なわれるお祭でございます。 月の始めと月の半ばを迎えた事を大神様にご報告申し上げると共に、一日には一ヶ月の息災を、そして十五日には残り半月の息災を祈念致します。 本日の月次祭でも亀ヶ池八幡大神様のご加護のもと、皇室の益々の弥栄、そして氏子をはじめ日本国民の安寧をご祈念申し上げました。
樹木伐採清祓 [日々のお祭ごと]
本日は樹木伐採清祓のご奉仕がありましたのでご紹介いたします。
神道では古来より、山川草木(さんせんそうぼく)すべてに神様が宿ると考えられています。中でも、木は神様や精霊が宿る一番の目印と言われています。地鎮祭の時には、祭壇の最上段に神籬(ひもろぎ)という大きな榊(さかき)を立てて、お祭りの間だけ神様に降臨していただきますし、どこの神社にも御神木があります。このように、日本人は古来から木を神聖なものとして大切にしてきました。
そのような樹木を伐採するときには樹木伐採清祓神事行います。そして、今まで季節の移ろいとともに我々の目や心を楽しませてくれたことへの感謝奉告と、伐採工事をしても災いを被ることなく、業者さんに事故や怪我もなく無事に工事が終了することを祈願します。
本日は樹齢五十年の桜の木を伐採するにあたり、関係者様ご参列のもと清祓いを斎行致しました。
今後始まる工事が順調に進み、無事竣功しますことを心よりご祈念申し上げます。
例大祭に向けて [例大祭]
例大祭まであと僅かとなりました。年に一度の重要な大祭を目前に控え、我々亀ヶ池八幡宮職員一同も着々と準備を進めております。
こちらは提灯取り付け作業の様子です。
境内に取り付けられた提灯を見ると、例大祭が愈々であることをひしひしと感じます。夜には提灯の灯りが皆様を温かく、賑やかに迎えてくれることでしょう。
こちらでは職人さんにお手伝い頂き、境内の木々を剪定しています。
また、各所の紙垂も新しく取り換えました。
例大祭はお宮で最も重要な祭儀であり、当日は神奈川県神社庁より献幣使が参向し、 厳粛な雰囲気の中で祭典が斎行されます。
皆様に清々しいお気持ちでご参列頂けるよう、職員一同、一層気を引き締めて参ります。
皆様のご参列ご参拝を心よりお待ち申し上げます。
古くなった御神札について [御札・御守り]
本日はお祀りを終えた御神札・御守のお焚き上げについてお話します。
御神札・御守は祈願をしたり、御守護を受けようとするときに神社より頒布されます。御神札にはそれぞれの祈願が込められており、できるだけ朝夕と参拝し、そして一年に一度お取り替えして改めて御守護を祈るものです。
では、お取り替えした古い御神札はどうするのでしょう。また、願い事が叶った場合、その御神札・御守はどうしたら良いのでしょうか。
望ましいのは、感謝の気持を込めて神社にお返し、お焚き上げをすることです。一般的に神社には納札所(のうさつじょ)という場所が設けられており、ここに古くなった御神札や御守をお納めします。そして神社で清められた火である忌火によって、それらの古札をお焚き上げ致します。
亀ヶ池八幡宮にもご祈祷受付所の前に古札納札所がございます。御神札を一般的なゴミなどと一緒に処分することは、神様に大変失礼にあたりますので、感謝の気持を以て神社にお返ししましょう。
井戸祓い奉仕 [日々のお祭ごと]
ここ数日、相模原市はお天気に恵まれ、気持ちの良い日が続いております。
そのような中、出張祭典のご奉仕がありましたのでご紹介致します。
こちらは井戸祓いの様子です。
井戸は水を湛えており、水は我々の命や生活諸々において多くのものを潤し、清めてくれます。そして、その水の恵みは水の神様・井戸の神様のお陰であるとして、古くから井戸を大切にしてきました。ですから井戸を埋める事になった場合、今までの水の恵みに感謝し、丁寧に神事をされる事をお勧め致します。
井戸祓いの神事では、まず埋め立てる井戸の前に祭壇を組み、祝詞にて井戸と水の神様に理由あって埋め立てなければならない事と、これまでの感謝を申し上げます。
これからも神様に見護りいただきながら、益々ご繁栄なさいますようご祈念申し上げます。